不安から安心
不安から安心に変えることは容易ではない。一度不安に感じたことを安心に変える為にはまずは足元がしっかり安定していないといけない。
先日6年生の息子と一緒に、ある中学校の入試説明会に行ってきた。そこで参加型のワークをする前に、まず、人のことも自分のことも否定しない。自分の気持ちに正直に…などの約束があり、それからワークに参加する。終わっても皆の前で発表する訳でもないのでのびのびと書き込み用紙に書いて行く。その時ふと、大人は、自分に正直に生きているだろうか。と思った。正直になることで誰かを傷つけるかも知れないので嘘はつかないとしても大抵言わないのではないかな。言わなくてもいい。自分に正直に生きればいいのか。大人になるとシンプルでなくなるので、出来るだけ子どものうちに自分に正直にインプットアウトプットして欲しいなと感じた。親の為に受験するとか他の人の目があるとか、そんなんいらんわ。息子よ。君はとても魅力的で才能に溢れているからそのまま突き進めよ。それから、心も同時に鍛えてくれよ。この先色んなことがあるけど、困った時は父ちゃん母ちゃんそして君を愛する人たちがついているから大丈夫やで。そして将来同じような悩みを抱えた人たちの役に立てるようになる為に、心と体、力を鍛えて欲しいです。
母ちゃんは身の回りの世話とかご飯とかしかでけへんけど、困ったことがあったら全力でサポートする応援団長やから24時間体制で控えてます。そんなこと言いながら好きな趣味や飲食、ちゃっかりやりながらの応援になるけどね。
不安に思うことは良いことで、慎重に物事始めて安心に変える為の努力をするんやと思います。脳の扁桃体やらが反応して不安を感じるらしいのだけど、身を守る為の機能やろうし、不安、上等!安心、かかってこいや!です。まず不安要素を丁寧に並べてみてどうすれば安心に変わるか、どうして安心せなあかんか、じっくり考えよう。自信がないから不安なんやから、自信持てるまでやってみるんやけど、急には多くをこなせないから、ちっちゃくちっちゃく目標立てて。ウサギとカメよりもカタツムリぐらいのペースでもええやんと思う。遅いわ!て思うかも知らんけど、じわじわ進み続けるうちにいつのまにか、あら、安心さんこんにちは。ひょっこり顔出しましたね。になってるんちゃうかな。
地面(足元)を固める為には良い根っこを生やさないと。とにかく根っこを生やして伸ばしてそれからやで。焦らない焦らない。じっくり行きましょう。